こまちレモン 無農薬の秘密
こまちレモンは今年から完全に無農薬栽培を達成しています。
この秘密の一部を公開します。
まず、なぜ、農薬が必要か簡単に説明します。
八丈島は風が強い地域なのでこの風がレモンの成長に少なからず悪い影響を与えます。そこで通常はビニールハウスが必要です。
ビニールハウス栽培だとどのような問題があるかというと風通しが悪いためにダニやアゲハなどの害虫が発生し、その駆除に様々な農薬散布が必要です。
ボクはこの多量の農薬散布にたいへん違和感を持ちました。そこで思いついたのが通風のよいネットハウス、こまちの家です。
特徴として
①通風がいいのでダニやアゲハの発生を大幅に抑制できます。当然農薬散布が不要です。
②白いネットの光の反射がレモンの表面に好影響を与えます。これにより、レモン表面のポツポツ(カイヨツ病)の発生を抑制できます。
③ネットなので水を通しますので8月以外は灌水不要です。
④白いネットの光で室内を温めますのでビニールハウスとほぼ同じ収穫量です。
⑤建築コストがビニールハウスの半分以下です。
このように最強の栽培法でこまちレモンのブレークは遠からず必死でしょう。